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エンジニアから革職人へ ~第二の人生を紹介したい~

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皮と革って何が違うんでしょう?

「皮」という漢字には、動物の皮膚そのものを指し、加工されていない状態の素材のことをいいます。
一方、「革」は動物の皮を加工し、製品として使える状態にするために変化させたものをいいます。

製品を作るために必要なことは、どのような物どのような思いで作るべきなのかを追求することなのかもしれません。

つじもとさんとの関係

遡ること、2年前...
このコミュニティを立ち上げる時、不安で不安で仕方なく、半べそ書きながらXで募集をかけたことがありました。
当時、見たこともないアニメーション付きのデザインをeasyで公開されており、X上のeasy界隈(?)では有名人でしたw
そのような方が、すぐに応募してくだったのですごく心強かったのを今でも覚えていますm(_ _)m

お恥ずかしい話ではありますが、エンジニア歴がどれくらいの方だったのかも知らずdiscord内ではフランクに絡んでしまい、今更ながら反省しておりますw
エンジニア...24年間もされているすんごいお方でした(;・∀・)しかも若い。え、何歳から!?w

実を言うと、もっともっとエンジニアの世界のお話を聞いて学びたいことはたくさんありましたが、時期が遅かった...。もう少し早くに出会っていればと悔やまれます(:_;)

時が進めば視界も広がりますし、鮮明にもなり、感性にも厚みが増すのは致し方ないことかもしれません。探求したい道を新たに見つけ、その道で歩んでいこうとする姿勢がとてもまぶしいです(˘︶˘).。.:*♡

ものづくりの哲学

つじもとさんの投稿(Instagram)には、いつも哲学が詰まっています。
いつもは、ひっそりと読んでメモするんですが、今回はそのメモを紹介しようと思います。

DIY(どうなってもいいからやってみる)の精神はeasyの時から言われていたことですが、ものづくりでも一貫して揺らがないのがまた魅力です。

※ 以下、要旨を崩さないよう気を配りながら書き換えている部分も含んでいます。元の投稿が気になる方は添付しているリンクを確認してみてください。

色々表現したい事が溢れてるから、木と相談して少しずつ創り上げでいこうかな。

ディジリドゥ置き+お香台

石油ストーブ、ボロボロな感じだけどしっかり機能してるからパーツ買って育てていこうかな。

アラジンストーブ

正解というより、しっくりくるを求めてるかな。

素材をアレコレ試す

じっくり観察しよう

鹿の角の根本は獣臭

使い込んで革はすり減り、そろそろかなと思い、使える金具を別の革に。長年付き合ってきた愛着もあり、次に作る物に使いたいかな。

ベルトループキーホルダー

何も考えたくない日だけど、何かを作りたい。ただただ想像してるものを否定せずに作った。

針ケース

気持ちを込めて作った道具から何かを作る時、気持ちの入り方が違う

作った木槌で革砥を作る

欲しいのは確かだが、具体的にどういう感じのものが欲しいかわからない。使うからには末永く使いたい。自分でパターンをいくつか作って、納得した感じの物を選んで自分にプレゼントすることにした

マウスパッドを作って自分にプレゼント

失敗するけど、成功もする。最初に比べると良くなってきてる。コツコツ練習しよう

レザーコースターのコーナーの捻引きが難しい

心から始まる直感が正しい

新年の投稿で、転職されるという内容があり素敵な初日の出と心燃えるテキストが添えられていました。

私はITの世界しか知らなく、それ以外の世界を全く知らずに生きてきました。単純に好きだから始めて、気づけば40代。この先の事を考えていくうちに、本当にそれでいいのか?という疑問と葛藤がしばらく続きました。 私自身が心の奥底から喜ぶ事は、「ものづくり」にあると、確信したのが、コロナ禍。色んな人の人生を変えたと思います。

私は革職人として、anshareで第二の人生を歩みます。 2,3年前に初めてお店に行き、工房を見せてもらった時に、 いつか、自分もこんな工房を持ちたい、この場所で働けると幸せだなぁって感じた場所で働ける。ふと感じた事が実現しました。

沢山の選択肢があると思います。 多分、どれを選択しても困難なことはあります。 頭で考えず、心から始まる直感が正しいと信じてます。 根拠のない自信が色んな物事を変えていくはずです。

第二の人生は革職人

変幻自在....

実は、henGENの名付け親はつじもとさんだったりします。

心の底から自分が喜ぶことってなんだろう?
そもそも、自分ってなんだろう?

普段何気なく時間が過ぎ、年を取り、なんとなくぼんやり過ごしていると、「ま、いっか...」とやり過ごしてしまうことって多々あるかと思います。
そこに些細なことでも疑問を持ち、考え、自問自答する姿勢は、何かを研ぎ澄ますような感覚でなかなか真似できることではありません。
でも、少しでも自身に取り入れられるエッセンスを見つけ、自分なりの変化に加工できるように...コツコツ頑張りたい気持ちになりました。

これからも、ものづくりの不思議で繊細な世界を垣間見させていただけると幸いです⭐️
新天地でもDIY(どうなってもいいからやってみる)の精神で頑張ってください〜〜〜!!!
応援しています(´ω`)