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レッスン4-d_コンビニが磨いてくれた私の適性

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別冊カルテット1(P.14~18):覚える単語と例文に対応したリスト番号

リスト番号単語本文に含むか
1現在
2日常生活
3気軽に
4重要な
5政治
6歴史
7意見
8積極的に
9行動
10実感
11価値観
12
13経験を積む
14視野を広げる
15自信がつく
16残念な
17むだにする
18確かに
19なかなか〜ない
20成績
21時間を過ごす
22単位
23交換
24企業
25在学
26採用
27帰国
28あこがれる
29おじぎ
30きちんと
31代表
32接する
33礼儀正しい
34内容
35楽な
36苦労
37対応
38頼む
39片付け
40勤勉さ
41驚く
42教育
43意識
44期待
45有意義な

25個の単語を含めた文章を作成しました。

本文

学生の頃、アルバイトをしていたことがあります。なかでも楽しかったのはコンビニのアルバイトです。人と接することが苦手だった私は、アルバイトの面接で、なかなか 採用してもらえませんでした。しかし、コンビニの面接は、すぐに採用されました。

実際に働いてみると、苦労せず仕事に慣れることができ、少し自信がつきました。レジ越しでのやりとりは、いつも同じ内容で、分かりやすかったから仕事を楽しめたのかもしれません。確かにイレギュラーなことが起きることもありましたが、先輩スタッフに助けてもらいながら経験を積んでいきました。気軽に分からないことを質問できる先輩スタッフの存在は貴重でした。意識すべきことは、礼儀正しく 対応して、素早く行動することだということを学びました。自然と接客ができるようになっていき、特に、夜勤の静けさと落ち着いた環境が私の性格と合っていました。夜勤の業務は、片付けをしたり、商品を頼んだり、新しい商品に交換したりします。日中の業務をなるべく楽に進められるようにするための準備です。

フライを作る機械を洗う作業がありました。フライを揚げる時に使う容器を洗います。使った油を全て捨てて、洗剤で容器を洗って乾かした後に新しい油を入れるという作業です。飛び散った油をきちんと拭き取って、パーツを外していきます。短い時間で掃除を終わらせられるように、作業の順番を試行錯誤するのが好きでした。

商品を並べる作業や発注も私の好きな業務でした。発注は、商品の売れ行きを予測して注文する業務です。予測が外れることもしばしばありましたが、すぐにコツをつかみました。自分の好きな商品を発注してもあまり売れず、好みではない商品を発注するようにしたら、よく売れるということに気づいたのです。発注をしすぎると賞味期限切れの商品を出してしまい、商品をむだにしてしまうので、発注する量には気をつけました。

雑誌が届く日は特に忙しかったです。特に人気な「週刊少年ジャンプ」は大変でした。届いて数分でお客さんが買いに来るため、急いで紐を解いて並べる作業をしなければなりません。いつも買いに来るお客さんは決まっていたので、忙しい時は、そのお客さんの人数分の冊数だけ、紐を解いてその場をしのぐこともありました。ジャンプを買うお客さんはタバコとセットで買う人が多かったので、タバコもレジの脇に準備しておくようにしていました。

このアルバイトによってとても有意義な 時間を過ごせるようになりました。休憩時間に大学のレポートを書くことができました。予定通りに単位を取得して卒業できたのは、夜勤ならではの静かで落ち着いた環境のおかげでした。過去を振り返ってもっとも勤勉だったのは、この時期かもしれません。現在でも夜中に勉強することが多いのは、この時の経験と関係している気がします。

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