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レッスン6-c_自分の手で作る学習ロードマップ
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- horomi
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「レッスン6_好きは学習意欲の原石」で扱った文型を使った内容の説明文です。
文型について復習する場合には、好きは学習意欲の原石の意見文を参照ください。
全ての文型を復習する:レッスン6_好きは学習意欲の原石
文型リスト | 文型 |
---|---|
3 | ~ (の)ではない(だろう)か (Although I cannot say this with confidence, I think it is the case that ~) |
6 | ~ まま/ ~たまま (just as it is; unchanged; as remains) |
9 | わざわざ (go all the way to; take the trouble to) |
本文
(9)わざわざ独学で言語を学ぶことは、一見すると遠回りに思えるかもしれません。しかし、1人で学ぶことはただ言語を学ぶというだけではなく、学習そのものに対する深い理解と自己認識を経験することができます。
独学はレッスンを受講して学ぶよりもはるかに困難です。目標に対してどのように取り組むべきかを常に考えながら進めなければなりません。これは、自分がどこまでを理解できていて、どこからが理解ができていないのかを把握する力を養うことができます。(3)この過程は、言語を学ぶ以上に価値があるのではないかと思います。なぜなら、自分自身の学習スタイルを試行錯誤しながら吟味することで、自分にとって最適な方法を見つけられるからです。
新しい学習方法を探求し、その成果を記録することで自分だけのロードマップも作成することができます。(6)例えば、新しい文法や語彙を覚えた後、それを使って問題を解いたり、日記を書いたり、実際にチャットなどでやり取りをしたりした際に、必要な時に必要な単語を思い出せないままの状態から脱せた手応えを感じるかもしれません。これは立派な成果の1つと言えます。また、過去の自分に教えるように覚えた知識を解説して記録することで理解が深まる手応えを感じる人もいるかもしれません。
独学の最大のデメリットは、最短ルートでないということです。しかし、過程自体を楽しむことができる人にはおすすめです。目的を達成するまでの過程を楽しめるだけではなく、その過程で得たスキルを他の勉強にも役立てることができるようになります。
最終的に、「目的は何か」という問題に尽きます。効率を重視した習得が目的なのではなく、他の分野でも活用できる習得方法を自分で見つけ出せる力を養うことが目的なのであれば、レッスンを受けるより独学を選択するべきです。そして、独学で学ぶ力を身につけられれば、費用を抑えながら様々な分野を気軽に学ぶことも可能になります。
自分のペースで、自分にとって最適な方法を探しながら学ぶことは、言語習得だけではなく、人生のあらゆる側面で応用できる、貴重なスキルになるでしょう。
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