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レッスン6-b_モチベーションを維持するためのSNS

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「レッスン6_好きは学習意欲の原石」で扱った文型を使った内容の説明文です。
文型について復習する場合には、好きは学習意欲の原石の意見文を参照ください。

全ての文型を復習する:レッスン6_好きは学習意欲の原石

文型リスト文型
3~ (の)ではない(だろう)か (Although I cannot say this with confidence, I think it is the case that ~)
5~ ようとする/ ~ようとしない (be just about to do; attempt to do/ make no attempt to do)
6~ まま/ ~たまま (just as it is; unchanged; as remains)
7~ ように言う (tell someone to do something)
8~ ほど (to the extent that ~; so much that ~)
9わざわざ (go all the way to; take the trouble to)

本文

(9)SNSで習慣的に勉強の記録をわざわざ投稿することは、よく見かけるスタイルです。これにはいくつかの理由が考えられますが、主に、応援してくれる人に出会えること、いいねやコメントといった反応を励みにできること、そして自分自身の学習管理に役立てられることが挙げられます。

まず、SNSを通じて学習記録を共有することで、同じ目標を持つ仲間や先輩からのアドバイスや励ましの言葉をもらうことができます。孤独な学習の道のりにおいて、貴重な支えとなります。また、自分の進捗を公開にすることで、「宣言したからには必ず進めないといけない」という責任感が芽生え、意欲的に学習に取り組むことができます。

次に、SNS上での反応は、小さな成果でも認めてもらえる喜びを感じることができます。いいねやコメントは、自分の努力を他の人に知ってもらえた証で、やる気や勇気を与えてくれます。(8)特に、モチベーションが下がってしまっている時期は涙が出るほどうれしくなる時もあります。

さらに、他の人の投稿から刺激を受けられることも大きなメリットです。他の人の成功や挑戦をSNSの投稿を通じて目にすることで、自分も頑張ろうという気持ちが湧いてきます。このようにして、SNSは互いに励まし合い、高め合う手段としても活用できます。

(7)しかし、SNSを学習の一環として活用する上で重要なのは、手段と目的が逆になってしまわないように言い聞かせることです。(5,3)日本語を勉強するためにモチベーションの維持をすることが必要で、そのためにSNSを使っていたにも関わらず、SNSの反応のいい投稿を多くしようとして学習内容や計画を見失ってしまうのは本末転倒なのではないでしょうか

(6)承認欲求だけに頼ったままにせず、自己管理も大切です。定期的に学習の振り返りを行い、SNSの利用が自分の学習にとってプラスに働いているかを常に問い続けることが必要です。

したがって、SNSでの勉強記録の投稿は、メリットが多くありますが、それを有効に活用するには、自己管理のスキルが不可欠です。応援してくれる人達とのつながりを大切にしつつ、自分自身の学習の進捗を正しく管理することで、SNSを強力なサポートツールにすることが可能です。

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