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レッスン4-b_本好きには敵わない国語の読解力

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「レッスン4_幸せのお互い様」で扱った文型を使った内容の説明文です。
文型について復習する場合には、幸せのお互い様の日記を参照ください。

全ての文型を復習する:レッスン4_幸せのお互い様

文型リスト文型
1~以来 (ever since ~)
2~ような気がする (have a feeling that ~, feel like ~)
3せっかく (go to the trouble of ~ing, long-awaited)
4〜さえ / ~さえ ~ば (even N / if only ~)
5~たばかり (have just done)
6~ないで済む / ~ずに済む (get by without ~ing, it saved me from ~ing)
7XはYほど~ない (X is not so much ~ as Y is / X is not as ~ as Y)
8~というわけだ (that's why ~, no wonder ~ / so you mean ~)
9~ば ~のに (if ~, it would be ~)

本文

私は、国語が昔から苦手です。(1)大学受験を控えた高校3年生の頃、国語が得意な友だちに国語の勉強方法を質問して以来、苦手意識を強く持つようになりました。

国語が得意な彼女は、毎日本を読むのが日課でした。いつも手には分厚い本を抱えていました。数日で読み終えてしまうようで、図書館で本を借りてばかりいました。国語のテストはいつも100点で、どんなに難しい問題でも余裕でした。もしかしたら、学年トップだったかもしれません。一方、私は国語のテストは全然できず、悩んでいました。(2)勉強する時間が足りなかったような気がして、国語に時間を割くようになりました。でも、問題集を買って勉強しても、漢字や用語を覚えても点数は上がりませんでした。(4)勉強さえすれ点数をあげれた数学とは違いました。

ある日、彼女に国語を勉強する秘訣を聞いてみることにしました。すると「国語は答えが書いてあるから簡単だよ?なんでできないのかが分からない。」と言われてしまいました。(9)本文を見れ、確かに答えが分かるはずなのに、私はなぜ答えが分からないのかについて疑問を抱くようになりいました。本文を読んでいるときに、私は分からない言葉や表現がたくさんあってどんな内容だったのかを明確に把握できませんでした。辞書を引いても、辞書に書かれている説明の意味を理解できず、納得できないままの言葉がたくさんありました。そのことを彼女に伝えると、(6)「辞書を引かないで済むことが多いから、分からない。」と言われてしまいました。(3)せっかく買った辞書を使わず、ロッカーに仕舞い込んでいる様子を見て驚きました。(7)彼女の辞書私の辞書ほどボロボロになっていなかったのです。

(5)最近本を読むようになったばかりの状態で、国語の語彙力を高めることはできないということを痛感しました。(8)本文を読めば答えを見つけられるというわけではなく、本文の内容を理解する語彙力がないと、答えの意図は理解できないということに気づきました。

(1)私はこれ以来、国語の点数は気にせず、他の科目で補えるように勉強の仕方を考え直すようになりました。

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