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レッスン4-f_就活で気づいた譲れないこと
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- horomi
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- @herohoro_japan
本文に含まれる単語
別冊カルテット1(P.14~18):覚える単語と例文に対応したリスト番号
リスト番号 | 単語 | 本文に含むか(◯) |
---|---|---|
16 | 残念な | ○ |
24 | 企業 | ○ |
27 | 帰国 | |
29 | おじぎ | |
42 | 教育 | ○ |
全ての単語リスト表は「読み物 日記:4-d コンビニが磨いてくれた私の適性」を参照してください。
本文
大学の頃は、自分の専攻した分野がとても興味深く専門書を読んだり、資格を取ったり、街を歩きながら実際に使われている様子を観察したりして理解を深めていました。しかし、就職活動を始めるようになって残念な現実を知ることになりました。職場環境のいい企業を選ぼうとすると、業務内容に魅力を感じられず、業務内容で選ぼうとすると職場環境の条件が悪いという現実でした。特に福利厚生はとても重要視していたので、残念でした。
今やりたい仕事を追求するより、将来のことも考えて就職先を選びたいと考えていました。数年後、結婚して家庭を持っても続けられる仕事、親が病気になっても支えながら続けられる仕事です。大学まで、自分自身の興味や目標を優先して進路を決めてきました。でも、これからは自分に関わる家族のことも考えて選択していく必要があると感じるようになりました。
そこで、一人暮らしを終えて実家に戻ることに決めました。実家の近くで働ければ、家族と時間を過ごせます。いざという時があったら、支えることもできます。地元で働ける職業を探そうとした時に、目についたのは教育の分野でした。勉強したり、友だちに教えたりすることは子どもの頃から好きだったので、それを仕事に生かそうと考えるようになりました。
大学を卒業した後、教職課程を取るために通信制の大学へ2年通いながら、塾や家庭教師のアルバイトをして過ごしました。今まで普通にやっていたことを教えるだけで、志望校に合格したり学校の成績が上がったりして喜んでもらえるのがとても嬉しく感じました。就職先の学校を選ぶ時、小学校を選ぶことにしました。受験や成績を気にせず楽に過ごせる時期に関わってみたいと思うようになったからです。
こうして私は地元の小学校で働くことになりました。長く働ける職業を求めて選んだはずの教員生活でしたが、実際は想像以上に大変な労働環境だったのです。続きはまたの機会に書こうと思います。
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